ContextCaptureユーザーガイド

構成ファイルパラメータ

config.jsonファイルはAppフォルダにあります。AppはWebアプリケーションを表します。このファイルを使用して、利用可能なシーンのリストを定義することができます。シーンには、アドレスバーのシーンパラメータで、エイリアスを使用してアクセスすることができます。

既定では、AppフォルダはWebGL対応のモデル制作の際に作成され、モデルの3Dデータと並んで保存されます。この場合、config.jsonには3Dデータの相対アドレスが記録され、内容は次のようになります。

    {
	"URLs": [
	  {
		"alias":"YourProduction",
		"scene":"../Scene/YourProduction.3mx"
	  }
	]
    }

構成ファイルはJSONフォーマットです。ここには、アプリケーションからアクセスすることができる3MXシーンが1つ存在することが示され、ルート3MXへのパスが「scene」タグで指定されています。「alias」は、シーンを名前で識別するために使用されます。

利用可能なシーンのリストを作成するには、config.jsonファイルを編集して、各シーンのWebアドレスとエイリアスを追加します。たとえば、次に示すファイルは、2つのシーンを指しています。1つ目のシーンはWebアプリケーションと同じサーバーに保存されており、2つ目のシーンはCloudFrontに保存されています。

{
  "URLs": [
    {
      "alias": "Quarry",
      "scene": "../DATA_3D/Quarry/Scene/Quarry.3mx"
    },
    {
      "alias": "Marseille ",
      "scene": "http://deh9aqlpmcj1j6.cloudfront.net/Marseille/Scene/Marseille.3mx"
    }    
  ]
}

Webアプリケーションでシーンを切り替えるには、アドレスバーでシーンパラメータとしてエイリアスを指定します。次に例を示します。

  • では上記のQuarryシーンが示されます。
  • ではCloudFrontに格納されているMarseilleシーンが表示されます。

config.jsonを変更した場合、ファイルのJSONフォーマットを検証して、変更がWebアプリケーションから読み取れることを確認してください。このためには、ファイルの内容全体をコピーしてJSON検証ツールに貼り付けます。検証ツールとしては、 などが利用できます。